問題 §
充電のためにUSBポートにAndroidスマホを接続してある状態で、Windowsの再起動を実行すると途中で処理が止まり、Windowsが起動してこない。
原因 §
Androidスマホがブート可能なUSB接続ドライブとして認識されている。しかし、Linuxのファイルシステムとしてフォーマットされている上に起動イメージは含んでいないから起動はできない。ブート不能として次のデバイスからのブートを試みないとすれば、ここでハングする。
対策 §
システムのBIOS設定で、起動デバイスの検索順序を変更し、使用しているWindowsの入ったデバイスをより上位にしておくか、あるいは検索順からUSBデバイスを抜いてしまう。
または、再起動時はUSBポートからスマホを抜く。
不詳だが、もしもスマホ側のUSBモードを充電専用に切り換えられるのなら切り換える。
ポイント §
問題の領域はWindows側の【管理ツール】の【コンピュータの管理】の【ディスクの管理】で見ても見えない。BIOSの設定画面だと見えた。
そのため、やり方が悪いと問題に辿り着くのが遅れる。
感想 §
「普段。夜間は再起動掛けないのだけどね。昨夜他のことをしている間にリモートでVisual Studio関係のアップデートをしていたら再起動を要求されたので再起動させたら戻って来なかった。そこで原因を調べたらこんなことだったよ」
「なんで夜間リモートでやってるんだよ」
「だって時間が掛かってその間仕事が止まっちゃうからさ。夜間にやっておくのが良いのだろう」
「仕事中にアップデートはしたくないわけだね」
「そうそう。アプリ起動時にアップデートするのが最悪」
「スマホ持って帰らないのかよ」
「複数持ってるからね。全部肌身離さず携帯しているわけではないよ」